あれは、8年前のことじゃった・・・
ドイツのマスター(=マイスター)から直々の教えを受け、シュウフィッターとして、第一線で活躍していた智貴(=うちのマスター)はふとおもうのであった。 「このままじゃいけない・・・」
靴屋として、独立をもくろみ(?!)、そのころよくいっていたK林S観さんの別荘で、ひょんなことからK林S観さんに 「あの〜、仕事場変わろうかとおもうんですけどー」 と相談したところ、 「そうですね〜、横川さんは喫茶店のマスターが似合いますねー」 と全然思ってもみなかった、とっぴな返事がかえってきました。 「へっ、喫茶店のマスターですかー?」 「でも、けっこういいかも・・・」
というわけで、なんの根拠も、なんの夢も描いたわけでもなく、ある日突然喫茶店のマスターになることを決意するのでした。
家にかえり、鼻ふくらませて、 「おれ、仕事かえるよっ!!」 と、かわいい妻に報告
「仕事かえるのはいいけれど、いったい何するの?」
「喫茶店のマスター」
「はぁ?」
「だからー、喫茶店」
「そっ、そう・・・おもしろそうだけど、資金はどうするの?」
「わかんないけど、なんかどうにかなるんじゃない」
・・・ふつう、乳飲み子をかかえ、将来その会社を任すとまでいわれていたら、奥さんそこで猛反対するよねー でも、”宇宙の常識”で生きていた2人は、へんにワクワクして、なんの予備知識もないまま、喫茶店経営に夢をはせるのでした。
・・・つづく・・・
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