ロータス誕生物語・その5
どこまでだっただろう

たしか、ロータスの前身”くつくつ亭”誕生したとこまで書いたっけ

そうそう、横浜の有閑マダムから下町のおかあちゃんへ
だんだん思い出してきたぞ・・・

8年前、突然おもいたって仕事をやめ、引越しをして、喫茶店をはじめちゃいました。
まったく未知の国、下町・深川で

はじめ、びっくりしました。
下町の皆さん、口悪いんですもの・・・
でもだんだんわかってきました。全然悪気のないことが

はじめた当時、長男が1歳だったので、背負って働きました。
その姿が涙を誘ったのか、町会のみなさんにとてもかわいがってもらいました。
1〜2年がまんしたら、真下に大江戸線と半蔵門線の駅ができるのでとてもにぎわう予定のロケーションでした。

今、こうしてふりかえると、なんてえらかったんだろう

    「がむしゃらな時代」ですね

当時、絵描きのたまご、カメラマンで独立しようとしている友、そんな人たちの発表の場になるといいよねと思ってました。

それで一番最初にひらいた個展が、
今では押しも押されぬスーパー人気者・サイトウサトルのイラスト展だったのです。

お店側の人間もど素人、やる側の人間も初体験、
うぶな者同士がうろうろしてます。そんな感じでした。

かわいかったですよ〜、3人とも

ポストカードひとつ売れただけで、もう、無意味にうろうろ歩きまわっちゃったりして・・・

原画が売れた時なんて、そりゃあ舞い上がりましたがな

しかも2枚いっぺんに!!
しかもたいして絵もみていない(ような)赤ら顔のお兄さまが
きゅうりかなんか買うみたいに
「これくださーい」って感じで・・・

このへんなお兄様、いったいだれだとおもいます?

赤ら顔にあやしいちょび髭、柄の悪そうな心やさしいお兄様、

そう、これが”読書のすすめ”の清水さんとの最初の出会いでした。

しかも、かえってすぐに追加のオーダーのお電話が・・・
「いまさあ、店に帰ったら、これと同じの欲しいって人がいるんだけど・・・」

こうして、あの天下の○○○さんのもとに、サトルの初個展の絵は、嫁にいったのでした。(スッゴーイ!!)
(詳しく知りたい方は、ぜひお店にいらしてくださいませ)

奇跡はまだまだつづきます。
【2007/09/11 10:49】 | ロータス誕生物語 |
そして”くつくつ亭”誕生!
うわ〜〜〜、気が付いたら、前回のロータス物語からもう2ヶ月も経っちゃってたんですね〜
 
忘れたころにつづきで〜す!

11月の終わりに喫茶店をやろうと決意
12月に4つの奇跡からどれにするか決定
1月、あわただしく引越し・ぎりぎりまで智さん働く

そして、2月10日無謀にも”くつくつ亭”オープン!!

人生のなかで、いちばん大忙しだったかもしれない・・・

1月末に引っ越して、それから食器や冷蔵庫・そうそうオーブンにトースターもいるよね・・・ってな感じで、なんかもう、”目方でドン”状態

買い物もすごかったけど、なんといってもコーヒーの入れ方・ケーキだって作らなきゃ・おいしいカレーもしかるべき・・・

・・・で、これ、誰がつくんの?

あれっ?あたししかいないじゃん!

もっと前に氣づくべきでした。
2人しかいないんだから、自動的にママの係りがおおくなるってことに・・・

そのころ、玄米菜食・砂糖はもっていませんという生活をしていたので、その線でいこうかなとも思ったのですが・・・
どうもそんな雰囲気ではなさそう・・・な雰囲気

それからママの夜中の特訓がはじまりました。

ケーキの本、図書館で借りて、かたっぱしから作ったし、クッキーもあったほうがいいね、ランチは健康的な定食セットをつくったら・・・と、まわりのかたのアドバイスに答えるべく、
純情なママさんはそりゃあもう大変なことに・・・

あと、何日練習して、勉強したら、1日でこれらのことがこなせるようになるのだろう。
しかも、しかも、1歳の泣き虫長男を背負ってすべてやらなくちゃいけないなんてっ!

今考えるとそうとうガムシャラな時代だったのねー
えらかったぞ!!ママちゃん!!

あ〜、このままずーとオープンしないでくれ〜
そんな気分でしたが、無常にもとりあえず、とっととはじめちゃおう、ということになりまして・・・
2月10日(なんか、智さんの実家のお寺でみてもらって、日がよかったらしい)の前夜・お店からの帰り道・あまりのプレッシャーに夜空にむかって大号泣!!
「やだ、やだ、やだ〜っ!!」
(今となってはなつかしい思い出ですが、このことはいままでだれにもはなしてなかったことだとおもいます)

この気持ちの爆発に、智さんの一言とは・・・

「ちゃんとしたお店をやろうと気張るからしんどいんで、おうちに友達呼んだとおもえばいいんじゃない?」
と、のんきなトーンでいったのです。

その一言でわたしも覚悟を決めて、まわりの評価を氣にせず、目の前のひとに誠心誠意をつくせばそれでいい、とひらきなおることができたのです。

カレーは、必殺特大圧力鍋を入手してばっちりつくれるようになり、ケーキは、自分がおやつにつくっていたにんじんやカボチャのケーキ・豆腐のレアチーズケーキもどきなどをつくって
とりあえず、オープンしちゃったのです。

ちなみに、”くつくつ亭”という名前は、この流れのきっかけとなったK林S観さんがつけてくださった名前です。
マスターが以前くつ屋さんだったのと、「マスターが喫茶店やってるなんて、おもわずくつくつ笑っちゃうね」そんな意味でつけてくださいました。

まだまだ物語ははじまったばかり・・・

           次号へつづく・・・
【2007/08/26 17:57】 | ロータス誕生物語 |
ロータス誕生物語・その3
かなり前に書きましたが、ロータス物語の続きで〜す。


  『どれもいいなら、どれでもいい』

家族会議の結果、このような結論に達しました。

どれでもいいのはわかったけど、その中から、どうやってひとつ選ぼうか?

そんなときのマスターはメチャメチャ冴えてます。

ふだん、ほとんど頭をつかわないからこそでる名案!!

「見に行ったとき、一番天気のいいところにしよう!!」

「わ〜、あなた、すごい名案だわ」

・・・こうあらためて書いていくと、この2人おそろしいほどおおざっぱですね・・・

普通の人だったら、(当時、横浜に住んでいたので)ちかくの横浜の話にのるかもしれない・
仲人までしていただいた恩師のような社長・出資してくださると声をかけてくださった奥様の話を優先するかもしれない

でも、常識的考えの欠落している2人は
「いっちばん天気のよかった”深川”へレッツゴー!!」

ということになったのです。

なんで天気をだいじなバロメーターにしたかわかりますか?

ひとことでいえば、
「”天の氣”に応援されているかどうか・・・」

わたしたちにとってはそれが大切な判断基準だったのです。

そんなわけで、11月に喫茶店をやりたいとある日突然言い出し、12月にいろいろ下見をして深川に決定、1月に会社を辞めてお引越し・・・

まずは、引越し先をさがさなけば・・・と12キロの長男をせおって、物件探し・・・

おそろしいことに、江東区を「”えとうく”ってどこかしら」
といってたぐらいの無知でした。
いままで住んでいた横浜とはぜんぜん物価がちがうっ、高っ!
みなさん、だいたいママちゃんの性格わかってきたと思います
が、そんな状況にもあわてず、さわがず、背中に背負っている12キロがそうとう重いこともあり、最初に入ったちょっとレトロな不動産屋さんで、いまではないような手書きの図面をみせていただいて、「ここがいいです」と、即決

う〜ん、オトコらしい〜

もちろん、仕事でこれなかった智さんと、あとであらためて見に行きましたけど・・・

そんなわけで、横浜の有閑マダムは、あっという間に下町のおかあちゃんへと華麗なる変貌をとげるのでした。

             まだまだつづく・・・    
【2007/06/04 17:43】 | ロータス誕生物語 |
ロータス誕生物語・その2
さて、3日が経ちました。
ちょうど、S観さんのあつまりが葉山であったのですが、
その2次会の自己紹介のときに、ためしに
「うちの主人、こんど喫茶店のマスターやりたいっていってるんですよー」
と、おおきな(?!)声で言ってみました。

すると、さっそく奇跡は起こります。。。

「ちょうど、横浜に土地を買って、レストランをやろうとおもってる。一部を喫茶店にする予定なのでやらないか?」

と夢のようなお話。。。

「わ〜、いい話!!ありがとうございます!!
さっそく、家に帰って主人にはなしまーす!!」

と、ママちゃん、大収穫にそうとう氣を良くして、おうちへ帰りました。

お仕事から帰った智さん(=マスター)にそのことを話すと
そりゃあおおよろこび!!
手に手をとって、よろこびダンスをおどっていると、そこに一本の電話が・・・

「歯医者のまゆみちゃんのところ、新しくできる駅のテナントをかりて、歯医者兼・ショットバーをやるんだって。
そのショットバーの昼間空けておくのもったいないので、日中喫茶店としてやってくれる人をさがしているみたいだよ」

”歯医者兼・ショットバー”っていうのも、こう、いま改めてかくとそうとう不思議ですね。
まゆみちゃんのご主人・歯医者さんなのですが、ショットバーをやるのが夢だったんですね。
明治時代からつづく老舗の歯医者さんなのですが、ちょうど駅ができるということで、駅前進出・ついでに夢もかなえちゃえ!!ってかんじだったのかな?

とにかく、こちらも夢のようなお話
器はつくっちゃったから、身ひとつできてください・・・ってことでした。

さあ、こうなったら、もう、前に進むしかありません

まずは、勤めていた会社に引退表明

とっ、とっ、ところが「やめまーす」と言ったら社長から「まった!」がかかりました。
智さんのためにお店を一軒つくってあげるから、会社をやめるな、と

すると、奥様(専務)も
「わたしの資本で喫茶店兼・靴屋をだしてあげるから・・・」

と、なぜか突然、智さんモテモテモード

あらら、数日のあいだに4件もの奇跡がっ!!

しかも、どれもすばらしくいい話

できることなら、ぜ〜んぶやりた〜い!!

さて、このあと、横川夫妻がとった行動はっ・・・

                 ・・・つづく・・・
【2007/03/22 11:19】 | ロータス誕生物語 | トラックバック(0) | コメント(0) |
『ロータス誕生物語・その1』
あれは、8年前のことじゃった・・・

ドイツのマスター(=マイスター)から直々の教えを受け、シュウフィッターとして、第一線で活躍していた智貴(=うちのマスター)はふとおもうのであった。
  
   「このままじゃいけない・・・」

靴屋として、独立をもくろみ(?!)、そのころよくいっていたK林S観さんの別荘で、ひょんなことからK林S観さんに
「あの〜、仕事場変わろうかとおもうんですけどー」
と相談したところ、
「そうですね〜、横川さんは喫茶店のマスターが似合いますねー」
と全然思ってもみなかった、とっぴな返事がかえってきました。
「へっ、喫茶店のマスターですかー?」
    「でも、けっこういいかも・・・」

というわけで、なんの根拠も、なんの夢も描いたわけでもなく、ある日突然喫茶店のマスターになることを決意するのでした。

家にかえり、鼻ふくらませて、
「おれ、仕事かえるよっ!!」
と、かわいい妻に報告

「仕事かえるのはいいけれど、いったい何するの?」

「喫茶店のマスター」

「はぁ?」

「だからー、喫茶店」

「そっ、そう・・・おもしろそうだけど、資金はどうするの?」

「わかんないけど、なんかどうにかなるんじゃない」

・・・ふつう、乳飲み子をかかえ、将来その会社を任すとまでいわれていたら、奥さんそこで猛反対するよねー
でも、”宇宙の常識”で生きていた2人は、へんにワクワクして、なんの予備知識もないまま、喫茶店経営に夢をはせるのでした。

・・・つづく・・・
【2007/03/20 11:11】 | ロータス誕生物語 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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ロータスママのよもやま日記


江東区の小さなカフェ Lotus*Lotusで繰り広げられるあれやこれや。。。 思いつくままにつづります。

プロフィール

ロータスママ

Author:ロータスママ
東京の下町でひょんなことから、カフェ・ギャラリーをはじめました。
お店が出来上がるまでの奇跡
お店で出会う方々との奇跡
数々の奇跡をくぐりぬけて、Lotus*Lotusは、今日も元氣に営業中!
ときどきしか書けないけど、書けてないときは、お店がいそがしいんだな〜と暖かく見守ってくださいませ
そして、お店にもどうぞあそびにいらしてねッ!

"ロータスママ”の名前でミクシィにも住んでます。

カフェ・ギャラリー ロータス*ロータス


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